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 第26回スパズム・シンポジウムを、盛岡市にて行われるStroke2010(脳卒中学会、脳卒中外科学会と合同開催)の第一日:平成22年4月15日(木)、に開催させていただきます。伝統ある本シンポジウムの会長・開催を担当させていただくこと、教室員・同門共々大変光栄に存じております。
  スパズム・シンポジウムは、くも膜下出血患者さんの治療予後に大きな影響を与える脳血管攣縮(スパズム)の病態、診断、治療について、基礎から臨床まで広い領域の専門医が一同に会し、その解明を目指す極めてユニークな意義のある学術集会です。脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で外科治療を受けられる患者さんは年間約2万人おられ、脳血管攣縮は現在もなおその治療成績を左右し、さらなる病態の解明・克服は大きな社会的ニーズとなっております。これまでも本シンポジウムは、多くの成果と情報を広く発信して参りました。特に前25回の会からは、鈴木倫保前会長や佐々木富男事務局代表など関係各位のご指導・ご尽力により「診断・治療の標準化」に向けた積極的取り組みが開始され、また各種薬剤治療に関する内科領域治療の進歩など、本シンポジウムも新たな展開の時代を迎えております。
  今回の学術集会におきましては、主題を『脳血管攣縮の克服に向けた知恵と実践の集約』といたしました。基本理念は、前鈴木会長が意図された標準化の流れを継承するものでありますが、同時に会員皆様が研究・臨床実践で重ねてこられた幅広い実績についても議論を深めていただき、スパズム治療のさらなる進歩と発展に役立てていただければと願っております。シンポジウムは、最近の破裂動脈瘤コイル塞栓術の増加を鑑み、『コイル塞栓術後の脳血管攣縮の治療・病態』、および最近の様々な治療をご検
討頂く『脳血管攣縮に対する全身管理の意義』の2 課題を取り上げました。講演については、福島県立医科大学名誉教授の児玉南海雄先生に教育講演「脳槽灌流療法」を、弘前大学教授大熊洋揮先生にランチョン特別講演『現時点で応用可能なスパズム予防・治療法』をお願い致しました。また文献レビューについては、基礎は山口大学白尾敏之先生、臨床は帝京大学教授中込忠好先生(次期会長)よりご紹介頂きます。
  1日のみの限られた時間ではありますが、スパズム・シンポジウムの基本理念を継承しつつ、今後のさらなる発展への展望が描けるよう、そして皆様に楽しんでいただける会になるよう、教室スタッフ一同鋭意学会運営にあたらせていただきます。皆様のご支援をお願いするとともに、多数の皆様のご参加をお待ちしております。

第 26 回スパズムシンポジウム会長
富山大学大学院医学薬学研究部(医学) 脳神経外科学 教授
遠藤 俊郎

 

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